バックベアード...6期最終回で似たような事をした。, 自らを傷つけたB-2の撃墜に留まらず、まだ避難民が大勢取り残された東京を徹底的に焼き尽くす様はまさに, 他にも序盤の会議シーンで里見農水相が外遊の為にいない事を説明する場面がある等、このシーンに向けたフラグとも受け取れる場面が幾つか存在していた。, 本編では未使用となったが、地下へ避難した住民や消防隊員等がゴジラの放った火炎流による被害を受けるシーンの撮影は行われている。, 「視聴した人には意味がわかるワード」としてネタバレ防止にも一役買っており、2017年11月12日の地上波初放送の際は語感から抱いていた印象やイメージを木っ端微塵にされた初見視聴者の驚愕がツイッターなどで見受けられた。. この撃墜されるシーンにおいて、これまでゴジラ映画の中ではあまり犠牲になる事がなかった日本政府高官…ましてや首相を含む首脳陣がたったのワンシーンで一挙に殺されてしまう(しかも主要キャラクターの死というよりはいわゆる「やられ役」同然の呆気ない最期であった)という前代未聞な展開は、多くの観客達を唖然とさせる事となった。 本項目は映画『シン・ゴジラ』に関する重大なネタバレを取り扱っており、 Copyright © Star Seas Company All Rights Reserved. その後発売されたBDの特典映像により本編内の設定では東京23区の全てが避難(疎開)対象となったわけではないと判明したものの、それでも該当地域の住民は約400万人。40万人は不明のままであり、かつ香盤表では月曜夜の出来事となっているためゴジラ東京侵入前に出勤してきた人々が逃げ遅れ巻き込まれた可能性は十分ある。果たしてどれほどの犠牲だったのか…… ※なお360万人という数字は本編・特撮兼任の樋口真嗣監督が好きな映画『日本沈没』(1973年版)における東京大地震の死者・行方不明者数と同じであり、庵野監督がそれを知っていた上でこの数字を出したのでは?という説もある。, この結果、首相をはじめ多くの閣僚や関係者を失ってしまった日本政府は政府機関の機能の総てを立川市の広域防災基地へと移管。 一方、同じく官邸から避難した矢口ら巨災対メンバーはヘリには同乗せず渋滞などのリスクの大きい地上から車両で避難するルートを選択し危険を承知の上で決死の覚悟を決めていたが、皮肉にもこのルートを選んでいた為にゴジラの熱線攻撃から地下に退避でき無事に生き延びる事ができた。 大惨事となったゴジラ東京上陸から30年後。 伊豆諸島近海での異常な遭難事故をきっかけに、政府はゴジラ再出現の可能性を認めるが、パニックの回避のため、厳重な報道管制を敷く。 しかし、ソ連原潜がゴジラに撃沈されたことによる米ソの軍事的緊張を回避するため、止むを得ず、発表に踏み切る。 直後、静岡県の原発にゴジラが上陸、原発を破壊し、海へ去っていく。 ゴジラの首都圏上陸に備え自衛隊を動員する日本政府に … 北米自滅ミサイル 人理焼却ビーム 日本列島ズタズタ作戦 以上を踏まえ、閲覧は十分注意して行ってください。, (ヘリ無線)「官邸離陸 1835、総理以下8名を伴いこれより立川へ向かい・・・」 つまり、放射線流を手に入れた時点でゴジラは飛行物体すべてを「迎撃すべきもの」と認識しており、総理を乗せたヘリが撃墜されたのは偶然などではなく「飛行物体」であったがためにゴジラの迎撃対象になってしまった結果の悲劇であると考えられる。 だが、前述した文面を見ても判るとおり、ヘリ撃墜で犠牲になった大臣はいずれもゴジラ対抗作戦における重要な意思決定権を担っていた人物ばかりで、この損失が日本政府のゴジラ対策に大きな打撃を与えた事に変わりはない。, ちなみにゴジラが放射線流を放つ能力を獲得したのは、遥か上空から爆撃してくるB-2爆撃機に反撃するためであり、その後の描写でゴジラがレーダー機能を獲得し飛行物体を本能的に例外なくすべて迎撃するという性質を得たことが明らかになっている。 ただし、地上・地下ルートで避難した巨災対メンバー・東京都民も避難場所によってその多くが熱線(ゴジラが街に放った火炎流による蒸し焼き・距離があっても長射程の熱線による火災や切断された建物の倒壊の巻き添え等々)の犠牲になった様で、立川での巨災対再結集時は当初の半数近くにまで人員が減っていた。, また、東京23区の人口はおよそ900万人であるのに対し、その後のヤシオリ作戦開始前の避難(疎開)人数360万人余りは2倍以上もの大きな開きがある。劇中どの程度の範囲の住人が避難対象だったのかは明確な描写がなく事前に自主避難していた住民も数多くいたであろうが、少なくない数の都民及び避難誘導に当たった警察・消防・自衛隊の隊員たちが犠牲になったことは間違いないとみられる。 シン・ゴジラを見てみました。 一般的には、セリフが多く見づらい映画だと思いますが、官僚からすると「あるある」と思うシーンも多く、かなり取材して作っているなと関心しました。 この映画を見て、すぐに思い出すのが東日本大震災で […] またゴジラの方も一旦これで膨大なエネルギーを吐き出してしまったため暫しの休眠を余儀なくされ、そのタイムラグを利用する形で政府は都民の避難や対ゴジラ作戦の準備を進めることになる。, シン・ゴジラ 衝撃の展開 全滅 放射火炎 はかいこうせん みんなのトラウマ 映画の中盤、東京に侵入したゴジラの予想進行ルートに首相官邸が入っていることが発覚したため、内閣総理大臣の大河内清次を始めとした内閣首脳陣や、矢口蘭堂官房副長官率いる巨大不明生物特設災害対策本部は官邸からの避難を余儀なくされた。, しかし木更津から飛んできたヘリコプターに大河内首相達が乗り込み、いざヘリが飛び立った瞬間(18時35分)ゴジラが吐き出した放射線流が銀座時計台など多数のビルを巻き込みながらヘリを直撃。ヘリは一瞬で爆散し、大河内首相、東竜太官房長官、花森麗子防衛大臣といった大河内内閣の首脳閣僚11人が死亡してしまった。 ちなみに安倍総理もシンゴジラが気になっているとコメントしていた。 9月の時点で、シンゴジラについてコメント。フリとオチがある2コマ漫画。 萩生田光一氏はすでに観たとのこと。 安倍総理のユーモア溢れるスピーチ。 糸守町役場総辞職隕石...この俗称に引っ掛け、公開時期の近かった『君の名は。』のとある展開に対して作られたタグ これが、内閣総辞職について規定する日本国憲法第70条の「内閣総理大臣が欠けた時」の条件に合致する事からこの俗称が生まれることとなった。 映画鑑賞前の閲覧は初見の楽しみを大きく削ぐ可能性があります。 シン・ゴジラの紹介:2016年公開の東宝映画。『ゴジラ FINAL WARS』で一度終了したゴジラシリーズだが、日本で作られたものでは12年ぶりの新作作品。シリーズとしては、第29作にあたる。2014年にアメリカで公開された『GODZILLA ゴジラ』のヒットを受けて制作が決定したが、監督・脚本に『新世紀エヴァンゲリオン』で知られ、自身も特撮マニアとして有名な庵野秀明が起用され、話題となった。特技監督は平成ガメラシリーズや『ローレライ』『日本沈没』などの樋口真嗣。主演の長谷川博己、石原さとみの他、総勢328名にもおよぶキャストと、エヴァンゲリオンやクレヨンしんちゃんなどとコラボしたキャンペーンが話題となった。, 矢口蘭堂(長谷川博己)、カヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)、赤坂秀樹(竹野内豊)、大河内清次(大杉漣)、東竜太(柄本明)、志村祐介(高良健吾)、尾頭ヒロミ(市川実日子)、財前正夫(園村隼)、花森麗子(余貴美子)、厚生労働省官僚(津田寛治), ある日、東京湾羽田沖で漂流中のヨットが発見され、時を同じくして東京湾アクアラインで原因不明の崩落事故が発生します。, すぐさま官邸に大河内清次内閣総理大臣以下の幕僚が招集され、緊急会議がはじまりました。当初、事故の原因は地震か海底火山の噴火などの自然災害によるものという推測で、閣僚一同はその方向で対策に動こうとしていましたが、内閣官房副長官の矢口蘭堂だけは、事故付近の映像の異常さから、海底に生息する巨大な生物が原因てはないかと指摘します。しかし、非現実的すぎるとして誰も信じず、矢口は総理大臣補佐官の赤坂秀樹に注意されてしまいました。, その直後、事故地点付近の海上で巨大な尻尾が出現します。その映像は即座に官邸に送られ、閣僚一同は方針の転換を余儀なくされてしまいました。すぐに生物学者たちが召集されますが、あまりの異常な事態に誰も的確な推測ができません。矢口は独断で使えそうな人材を集めるよう部下に指示し、環境省の自然環境局野生生物課課長補佐・尾頭ヒロミが呼ばれました。, その間にも巨大生物は多摩川の河口を遡上し、都内へと侵入していきます。対策会議ではあまりにも巨大すぎる生物なので、上陸はありえないと判断し、その方向で首相も記者会見を行いましたが、尾頭ヒロミはその生物が上陸する可能性を指摘しました。, その言葉通り、巨大生物は陸上に這い上がり、次々と建物を破壊しながら都内を北上していきます。異例の事態に住人の避難も間に合わず、対処する法律もありませんでした。, 防衛省の懸命の調整によって自衛隊出動の許可が下りましたが、都内での戦闘は民間人が巻き添えになる危険があり、総理は攻撃命令をなかなか下せません。その間に巨大生物は姿を変え、四足歩行形態から二足歩行形態へと変化していました。, ようやく住人の避難が終わり、出動した戦闘ヘリが戦闘準備を整えて巨大生物に銃口を向けましたが、近くに逃げ遅れた民間人が見つかり、総理はぎりぎりのところで攻撃中止を命じます。しかし巨大生物は進行を止め、海に戻っていきました。, 破壊された被災地を閣僚一同が視察のため訪れ、その凄惨さに絶句しました。同行していた矢口は対策の遅れがこの事態を招いたと指摘しますが、赤坂はできるだけのことはやったと彼を諫めました。, 「手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド」のネタバレあらすじ, スーパーマン映画のおすすめ人気ランキングTOP10 本家シリーズ作品や類似作品を紹介, 2018年公開のアニメ映画おすすめ人気ランキングTOP20! 大ヒット作から隠れた良作まで!, 京アニ(京都アニメーション)のアニメ映画おすすめ人気ランキングTOP10! 「京アニクオリティ」を劇場版で体感しよう!, 手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド. 本項目は映画『シン・ゴジラ』に関する重大なネタバレを取り扱っており、 映画鑑賞前の閲覧は初見の楽しみを大きく削ぐ可能性があります。 以上を踏まえ、閲覧は十分注意して行ってください。 概要 (ヘリ無線)「官邸離陸 1835、総理以下8名を伴いこれより立川へ向かい・・・」 なお現実の内閣法では内閣総理大臣を除いた国務大臣の数は原則14人(必要であれば更に+3人まで任命でき、実際に作中でも矢口がその追加の大臣に選出されている)であり、このヘリで死亡した閣僚8名に加え他三名が明確な死因は分からないものの死亡し計11名の閣僚がなくなっているが、すべての大臣が死亡したわけではなく、河野 純総務大臣、関口悟郎文部科学大臣、葉山達也経済産業大臣、佃 駒人法務大臣、菊川俊介環境大臣、鵜飼真一朗財務大臣の6人が生存している。そのため生き残った大臣は佃法務大臣を除き、里見臨時内閣で留任している。 ゴジラを始めとする怪獣映画といえば、初代を除くシリーズの多くの作品で、ゴジラなどの怪獣の存在が認知されている世界観で、怪獣に対抗するための組織や兵器が人類側で準備されていることが多い。 しかし、『シン・ゴジラ』では、いきなり現代の日本にゴジラが現れたかのような状況設定がなされている。そのため、ゴジラ出現当初の政府・自治体は、巨大な生物が都市を襲うという想定外の状況の中、災害や事故、テロ、戦争を想定した現行の法制度、組織の枠内でゴジラに立ち向かうことを余儀 … 海外へ外遊に出ていた為に難を逃れる事ができた里見祐介農林水産大臣が臨時の首相に任命されたのをはじめ、赤坂秀樹総理補佐官を官房長官代行、保守第一党の泉修一政調副会長を総理補佐官代行、外務省からは片山臨時外務大臣が任命されるなど即座に各自政治の空白が埋められていく一方、巨災対の指揮をとっていた矢口を正式にゴジラ対策特命担当大臣として任命するなどして急ごしらえで新たな内閣が結成され、以降のゴジラ対抗作戦は彼ら里見臨時内閣の主導の下で継続されていく事となる。 映画『シン・ゴジラ』でゴジラが発する熱線の俗称。 最初は頼りなさげに見えたものの徐々に総理大臣としての頭角を見せ始めた大河内首相、初見で例え名前は覚えられずとも実直で淡々とかつ的確に首相をサポートする東官房長官、苛烈な性格の女傑である花森防衛大臣、などといった人物に観客が感情移入し始め「首相がこの後も指導者たる良い活躍をするのではないか」という視聴者の期待が寄せられていた矢先の出来事であり、このシーンが本映画初のゴジラの熱線放射シーンであった事、そして過去のシリーズにはない斬新な発射の仕方や、東京都心の半分を一瞬で火の海に変えてしまった程に凄まじい威力だった事も観客達が受けた衝撃を更に計り知れないものとした。 映画「シン・ゴジラ 」ネタバレあらすじとラストまでの結末・動画やみんなの感想を掲載。起承転結でわかりやすく徹底解説しています。シン・ゴジラ のストーリーの結末・感想や感想を含んでいるので、観ていない方はご注意ください。この映画のカテゴリーは sf映画 です。 苦しみの執筆論 千葉雅也×山内朋樹×読書猿×瀬下翔太:アウトライナー座談会 最新エントリー. ようこそジセダイへ!混沌と変革に満ちたこの時代、あなたは、何と闘いますか?ジセダイとは?, 公開は7月29日だったが、今月25日に星海社から出る拙著『安全保障入門』の作業がクライマックスだったために観に行けず、SNS上で加熱するシンゴジ面白かった話に耐えつつも、校了した8月5日にすぐ観に行き、その評判に違わぬ出来に大変満足した。, 『シン・ゴジラ』を観て関心したのは、現在の日本の安全保障や危機管理の制度が丹念に描かれていたことだ。映画については既に様々な評価がなされている。ここでは自分の分野である安全保障に絞り、ネタバレも最小限に抑えるため、初動対処の一部に限定して、シン・ゴジラで描かれた日本の安全保障・危機管理制度について述べていきたい。, ゴジラを始めとする怪獣映画といえば、初代を除くシリーズの多くの作品で、ゴジラなどの怪獣の存在が認知されている世界観で、怪獣に対抗するための組織や兵器が人類側で準備されていることが多い。, しかし、『シン・ゴジラ』では、いきなり現代の日本にゴジラが現れたかのような状況設定がなされている。そのため、ゴジラ出現当初の政府・自治体は、巨大な生物が都市を襲うという想定外の状況の中、災害や事故、テロ、戦争を想定した現行の法制度、組織の枠内でゴジラに立ち向かうことを余儀なくされている。とすると、この映画の序盤は、実際にゴジラが出現したら、というシミュレーションにもなっているのだ。, 映画冒頭、東京湾アクアラインで海底トンネルが崩落する。矢口蘭堂内閣官房副長官に、事故の第一報が内閣情報集約センターから伝達され、官邸連絡室の設置、緊急参集チームへの参集指示が行われたことも伝達される。劇中でそれらの用語はほとんど説明されないが、これは実際の首相官邸の危機管理の手順と全く同じだ。, 内閣情報調査室の内閣情報集約センターは24時間体制で国内外の重要・緊急情報を収集しており、重大な事故、災害、テロといった緊急事態が発生した場合、ただちに首相、官房長官、官房副長官といった政府要人に速報がなされる。, 首相官邸地下に設置されている危機管理センター内では、緊急事態に応じて官邸連絡室あるいは対策室が設置される。また、関係する省庁の局長級職員は危機管理センターに参集するよう指示が下り、通常30分以内に緊急参集チームとして協議を開始する。『シン・ゴジラ』は、この官邸における危機管理の初動対処を忠実に再現している。, しかし、この初動対処については、やる手順が決まっている。『シン・ゴジラ』における政府対応描写の真骨頂は、事件が巨大不明生物によるものと判明し、想定外の事態に対して、現行の法律、制度でどこまで対応していくかを模索する過程にあるだろう。, 自衛隊しか対処できない状況であるのは明らかだが、防衛出動を命じる要件である武力攻撃は、国家かそれに準じるものを主体として想定しているため、巨大不明生物に対して防衛出動はできないと劇中で議論されている。最終的には、有害鳥獣駆除を目的とした防衛出動命令が行われる。, もっとも、この辺は個人的に疑問が残る点で、有害鳥獣駆除・害獣駆除を目的として、自衛隊に駆除を命じることができるかというと、厳密に法解釈するなら難しいと思われる。有害鳥獣駆除の法的根拠である鳥獣保護法ならびに鳥獣被害防止特措法では、鳥獣の定義について「鳥類又は哺乳類に属する野生動物」と第二条で定められており、防衛出動を定めた自衛隊法第七六条より主体をはっきり定義している。「巨大不明生物は武力攻撃と見做せるか?」と劇中で議論するなら、「巨大不明生物は鳥類・哺乳類と見做せるか?」と議論してもよかったんじゃないかと思うが、その光景はかなり滑稽な絵になってしまうかもしれない。, なお、過去に海獣(トド)の漁業被害で自衛隊が訓練名目で出動し、トドが集まる岩に発砲した例もあるが、トドは漁業法と水産資源保護法により管理されているため、鳥獣保護法の対象外で有害鳥獣駆除に該当しない。また、近年も北海道でシカの駆除協力を自衛隊は行っているが、輸送やヘリによる監視といった支援が主であり、あくまでシカを撃つのはハンターである。自衛隊は自らの火器を用いて害獣駆除は行っていない。, 映画パンフレットによれば、映画制作にあたって行われた官庁に対するリサーチでは、「巨大不明生物の出現」という突拍子のない事態のため、官庁によって見解が分かれ、その場合は防衛省の見解に沿って話が進められたと書かれている。過去、旧防衛庁で実際にゴジラが出現した想定でシミュレーションが行われたと報じられたが、その結論は有害鳥獣駆除を目的とした武器弾薬の使用は可能というものであったらしい。, 恐らく、『シン・ゴジラ』劇中で同様の措置が行われたのは、旧防衛庁のこの研究が原因だと思われるが、この時のシミュレーションは、あくまで「頭の体操」レベルの話だったと防衛省の報道官は述べており、厳密な法的問題は考えられていなかったと推測される。, これは、現実にあり得ないシチュエーションに、現行法で対処を考えることの難しさが現れている例かもしれない。しかし、それでもなお、『シン・ゴジラ』は現在の日本の安全保障・危機管理の制度をよく描いている。, とにかく映像に情報量を詰め込むが、劇中での説明は省くというエヴァンゲリオン同様の庵野秀明総監督のスタイルのため、劇場では一つ一つの言葉に対する観客の理解もままならず話が進んでいくが、テンポの良い映像とゴジラの圧倒的な災厄感を前にしては、理解は置いてけぼりでも面白さへの障害にはならない。観終わってから、「アレどういう意味なんだろ?」と調べるのも、庵野作品の楽しみ方の一つなので、興味を持たれた方は試してほしい。, 「現実(ニッポン) 対 虚構(ゴジラ)」というキャッチ・コピーは、現在の日本にゴジラが現れたら、という想定で作られたシン・ゴジラを、これ以上ないくらい的確に表現していたし、映画の出来もそれに恥じないものだった。大迫力のスクリーンで体験するのが怪獣映画の醍醐味でもあるから、ぜひ劇場に足を運んでみてはどうだろう。まずは難しいことは考えずに体験し、面白かったら調べてみるのもアリだろう。, ■石動竜仁氏、初の単著! 星海社新書『安全保障入門』8/25(木)発売決定! Amazonにて予約受付中!!, IT系企業に勤める傍ら、2008年から「Dragoner」名義で軍事関係ブログを始める。2010年にTwitterを開始、多くのフォロワーを持つ人気アカウントとなり、2013年から本格的にライター業を始める。現在は、個人ブログだけでなく、「Yahoo!ニュース個人」でも、一般向けに軍事問題の時事解説を行っている。.

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